大きな病気に直面してしまったとき、もっとも重要なのは、治療法の選択ではなく、自分自身のメンタルです。
私は死を宣告された多くの方とコミュニケーションをとってきましたし、自分自身も重度のアトピー、喘息、不眠症などの経験があります。
妻もパニック障害や不安障害の経験がありますので、何がメンタルを追い込むのか、どうすれば立ち直ることができるか、ということについてはある程度理解しているつもりです。
まず、自分自身の恐怖や不安の対象を明らかにしなければなりません。どんなことになるのが恐いのかを自分自身で見つめることが大切です。
精神的な問題を解決したいと願う患者さんにはこちらの本も薦めています。
この本は、不安や焦燥の原因を明らかにし、それに対しての解釈をきちんとつけるということが書かれた本です。